2013年1月10日木曜日

▼永遠に死に続ける少年

【内容】
第三者視点。アニメを見ている感じ。
絵柄で言うと「地獄小僧」という漫画に近いジメジメした怖い絵。
とある小学生の男の子が「何でも叶う魔法」を手に入れて
自分を「絶対に死なない体」にした。

しかしその男の子は学校でイジメられていたらしく、
その不死身の体を手に入れた事により更に暴力は加速。
首をもがれたり、ナイフで刺されたりかなり残酷な事をされていた。

「12か月後」という字幕が出る。(何故か「1年後」ではなかった)
少年の生首でサッカーをしている子供たち。
彼の大事にしていた犬も魔法で死ななくなったらしく
同じくイジメの標的にされていたが、何故か臓器の一部が歯車になっていて
動くたびにキリキリキリキリと音がしていてかなり不気味だった。

そこで「自分の思考」が物語のナレーションのように流れる。
「何でも叶う魔法があるならイジめられなくすればいいのに・・・」
すると生首になった少年が蹴られながら悪魔のように顔を歪ませて笑う。
その、この世のものと思えない笑みを見て、自分は気付いた。
「そうか。この子は残虐な復讐をする為にわざとやられているんだ」


【感想】
超気味が悪い夢ですが、オチが意外としっかりしてますね。
ちなみに冒頭にあった「地獄小僧」は小学生か幼稚園の時に
親父が持っているのを見て、俗にいう「トラウマ」を抱えた作品です。
同じ歳頃、大友克洋の「ショートピース」という本に収録されている、
「NOTHING WILL BE AS IT WAS」という「人を殺して喰う話」もかなり印象に残っていますが
あれは単にインパクトに残っているだけでトラウマって訳でもないんですよね。
子供ながらに「この人、絵上手いな」って所の方に関心が行ってたんだろうか。

「地獄小僧」も今見たら普通に見れるんですが、表紙は直視したくないので
背表紙も見えないところに隠したという行動自体が未だに怖がっている証拠でしょうか。
しかもこの日は寝る前にオカルト系のサイトや
心霊系のサイトを見まくっていたので自業自得です。

よくホラー系の話で恐ろしい事を体験した後、
それが夢にも出てくるというシーンがありますが
そんなに珍しい事じゃないですよね。

2 件のコメント:

  1. ショートピースのあの話は印象的でしたねー
    私的にはトラウマものでした・・・

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  2. すみません、コメント頂いて8ヶ月気付きませんでした。
    やっぱあれは幼少期に見た人にはインパクト強いですよね

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