【内容】
まず、説明が面倒なので「◆頭を締められる」をご覧ください。
当事者視点。いつも自分が寝ている部屋。
完全に眠りに落ちている意識はなく目線には
薄ぼんやりと自分の部屋が映っている。
突然、恐ろしい悪寒に襲われ体が痺れてくる。
意識はハッキリしているのに体が動かないという
典型的な金縛り状態になってしまった。
一瞬、家の色んな場所にぶっ飛ばされるビジョンが浮かんだ。
1階の居間、階段、自分が寝ている部屋から繋がるベランダと瞬間移動し
ベランダでは柵に体が半分くらい落ちそうな状態で凄くビビった。
その後、また自分の部屋に意識が戻ってきた。
すると自分の頭を誰かに鷲掴みされた。
ただの頭痛ではなく、髪の毛の間に人の指が入る感覚も鮮明で
はっきりと5本指の痛みが頭にある。
腕をなんとか動かそうとしたが布団に入っている腕が上がらず
その後、かなり力を入れて持ち上げたらプルプルしながら右手だけ動いた。
その手で頭を鷲掴みにしている謎の腕を触ってみると
確かに人の手首の感覚があったがピクリとも動かせない。
すると、突然謎の腕が小刻みに震えだし、
負荷をかけまくったPCのファンみたいに
「ブブブブブゥゥゥゥ」という鈍い振動音が聞こえた。
これはさすがにヤバい気がして、なんとか解こうとすると
今度は別の手で股間を鷲掴みされる感覚が走る。
こちらも左手を無理やり動かして股間を鷲掴んでる手首を掴むと
またも人の手の感覚が確かにあった。
無理やり起きてみようかと思ったけど、
実は早朝から用事があったので是が非でも寝つこうと思い、
せめてもの抵抗にと「俺には全然効いていないんだよ」という意味を込め
ニタァと顔を歪ませて笑うといきなり感覚が消え、金縛りが解けた。
その後、すぐに寝た。
【感想】
唯一見つけた解除方法「笑う」
笑う門には福来たるとはこういう事か?
何か記憶と生殖器に異常がないかだいぶ心配したが
今の所は特に何もなく、その朝も元気な男の象徴である
モーニングスタンドもしたので一安心した。
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