【内容】
当事者視点。夜中、自転車を走らせて
駅に向かっているようだ。
前方向に知人(とは言っても特に仲良くない)Kがいて、
他に1人の男と、2人の女を連れて自転車を走らせている。
その2人の女性のうち一人がどうやらKの彼女みたいだが
かなり太っていたんだけど「でも人の勝手やわな」と独り言を呟く。
その後、駅付近に自転車を置いたところで
もしかしてさっきの「でも」が「デブ」に聴こえて
メンバーの誰かがKに「俺が悪口言ってた」と告げ口してるんじゃないかと
急に不安になってすぐに走って駅に向かうと、
Kが明らかにキレた顔で立ってて予感が完全に的中したらしい。
「さっき俺の彼女の事、デブ言うたらしいな」と言われ
実際心の中では思っていたのでそこまで強気にも言えず
「え?そんな事言ってないよ」と言うも聞く耳持たず。
場面が電車内に切り替わるとKの連れが何故か大量にいて
自分の周囲が完全に四面楚歌で逃げられない状態になる。
Kと彼女はいず、隣の車両にいるみたいだ。
しかし何故か隣に全くKとは関係の無い、昔から親交のある友人Oがいて
そいつもその連れという設定らしいのだが明らかに俺の味方で
突然リンチにはならないように、隣の席をキープして話を聞いてくれる。
「俺は考え事をしてて、『でも・・』と独り言を呟いたのは事実やけど
メンバーの誰かがそれを勝手に『デブ』って聞き間違えたんじゃないのか」と説明し、
それで数名は納得してくれたみたいだ。
そもそもKと彼女が関係するもめ事なのでそこまでキレてはないっぽいが
中でも数名だけがしつこく食い下がってくる。
たまに内部で怒りがピークに達すると
PS3「エルシャダイ」みたく「神は言っている・・まだキレるな・・」と
謎のナレーションが流れて、何とか落ち着いて話をする。
すると、ついに隣の車両から明らかに喧嘩腰のKが現れ
俺の目の前に来るまでに 「おい、なんかどうも聞き違いみたいだぞ」と
周囲の数名が説明するも聞く耳を持たずに
開幕早々にも殴り掛かりそうな出で立ちだったので
とりあえず両拳が急に飛び出さないように手を構える。
ここで弱気になったら一気に畳み込まれると思い
「じゃあその、俺がデブって言ってたというのは誰だよ」と聞くと
明らかに周囲から浮いているかなりキモい奴(知ってるが名称不明)で
少し離れた所でニヤつきながらこっちを見ていた。
「待てよ、お前(K)はあんな奴一人が言った事をなんでそこまで信じるんだよ」
と言うと、少し喧嘩熱が下がっているのが感じられたが
それでもやはりすぐに喧嘩を引っ込められない感じで困り果てていると
キモ野郎が遠くで「俺が勝った」とか言ったのを聞いて
スーパーサイヤ人に初めてなった悟空ばりにブチギレてしまい、
心の中のナレーションも「神は言っている・・・奴を殺せと」と流れ
今にも殴り掛かりそうな所で、興奮したのが原因か目が覚めた。
【感想】
明晰夢だと気づけば面白い事出来そうでしたが、
今回は一応知人とはいえ、あまり不良に絡まれた経験はないので
かなり緊張して言いたい事がまともに言えませんでした。
しかしせめてあの野郎を一発殴ってから目が覚めて欲しかった。
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