2012年1月7日土曜日

▼古本と肝試し

【内容】
当事者視点。
うちの両親とK先生が教育に関して話しており、
K先生が自分の家に来た。深刻な話ではないようで
ただ家庭訪問のような感じできただけみたいだ。

帰り際、ふと古本の話になり
「誰か××ってタイトルの本、知ってる?」とK先生は聞く。
「誰か」ってのは家族に言ってる訳ではなく
クラスメイト全員に語るような口調だった。
俺は黙ってその様子を見ているとK先生がこっちを向き
「なんや、そんなんも知らんかったらあかんよ」と
俺ん家の本棚(父親が集めている大量の小説)を漁り始め、
先生お勧めの本を2冊だったか、俺に渡してきた。

1冊目は児童図書館に置いてあるようなかなり古い本だが
内容は海外在住者が語る「ジョジョの奇妙な冒険」の
国外への影響をまとめた本と言う俺の興味をそそるものだった。
K先生もジョジョ好きで、俺も好きなのは知っている。

2冊目は何の本だか忘れたが、その本の付録とやらで
当時流行っていた人形みたいなのが保存されてたんだが
どう見ても親が子供のころに流行ったものではなく、
エヴァンゲリオンの「アスカ」のフィギュアとかが入っていた。
突然、旧劇場版エヴァ「AIR」でエヴァシリーズと戦闘する
二号機の映像が流れ、場面は少し転換する。

K先生は消え、替わりに知り合いのOさんという女性が現れる。
何かしらの雑談をした後、昔のアニメについて語りつつ
二人でどこかの家に向かった。

道中、薄暗い夜道をひたすら進み
とある一軒家の窓から子供らしき影がこちらを覗いてたのに
突然フッと消えるなど肝試しをしているような怖い体験をする。
左肩に誰かの手が乗る感触もした。
Oさんはまるでビビってないようだった。

到着したのは中学の頃の友人・・・
あだ名で呼びすぎて本名が思い出せないMちゃん(男)。
そこで何かしらを受け取るらしいんだが全然家に入れてもらえない。
どうやら彼も肝試しの悪乗りをしているらしく、
「ヤクザが借金取りに来るから無理だよー」と粘り、
途中でヤクザの声真似をして俺たちを追っ払おうとしたが
無理やり中に入るとついに観念して「バレちゃったか」と
Mちゃんがおちゃらけていると、
俺の後ろからまたヤクザの声が聞こえた。

「何だ?」と思って振りかえると
まるっきり竹内力の姿形をしたヤクザが押し掛けてきた。

Mちゃんは本当に借金していたらしくヤクザに襲撃され、
ふと横を見るとOさんはすでにいない。
「ヤバい、俺も逃げなきゃ」と出ようとすると
Oさんは逃げた訳ではなくパイプ椅子を持って戻ってきて
そのヤクザに思いっきり殴りつけていた。

ふいの事で少しフラフラしていたが致命傷ではなく、
「今のうちにノックアウトして!」と俺に言われる。
フラフラとよろめいてきた竹内力の顔を殴り
またOさんの方にいったらパイプ椅子で殴り、
またフラフラとこっちにきた。テニスのラリーみたいだ。
ただし殴っている感触がないので効いているか分からない。

「最後のトドメ!」と思いながら
俺は全力で裏拳を使って竹内力の顔面を殴ろうとしたら
激しい激痛が走って目が覚めた。

布団の横にある本棚を思いっきり殴りつけてしまったらしい。


【観想】
わりとストーリー性のある面白い夢だったが
本棚に打ち付けた右裏拳は本気で痛かった。

ただストーリー性が破綻せずこのまま夢を見ていたら、
実は竹内力も肝試しの仕掛け人でした、チャンチャン♪
みたいなベタなオチになったのかもしれない。

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