【内容】
当事者視点。舞台は中学校の頃で、体育館。
詳しい状況はいまいち明かされていなかったが
学年末テストのような感じで、筆記による試験ではなく
運動や音楽などの様々な実技を体育館で行っていた。
何班かに分かれて行っていたんだが
自分の所属するチームのノリが完全に中学生の悪乗りで、
いかにボケるかの競い合いのような感じになっていた。
そのメンバーで普段とはまるでキャラが違う奴がいるし
そもそも組んでいるメンバーが学生時代と違う奴らなので
途中で「あ、これ夢だな」と自覚し好き放題暴れる事にした。
俗に言われる明晰夢というやつだ。
U先生(これは中学の教師ではなかった)を交え
体育館の舞台上でバンド演奏のような事をしており、
Uはドラム、その後ろで俺はギターを弾いていたんだが
「クレイジー~なんとかかんとか♪」という歌詞だったので
ほんとにクレイジーに舞台の上で縦横無尽に暴れまわった。
例えるなら映画「スクール・オブ・ロック」の冒頭シーンもしくは
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の魅惑の深海パーティみたいな
主人公がノリノリすぎて周囲がドン引く演奏みたいな感じ。
寝転びながら大股広げていた足を勢いよく閉じたら
前で演奏していたUにシンバルが直撃する。
流石に先生もキレる。
何班かに分かれていたグループが合流し
他の担当教師が集まった所でUが代表らしき先生に
「こいつら審査できへんわ、特にこの3人」と言われ
もちろん自分も該当していた。
「じゃあ交代だな」と別の教師Kが言い
どうやら、素行の悪い生徒は教師と交代して
全体の指揮をするという面倒な役割に当たるらしく
3人中でその役に選ばれたのは即決で自分だった。
そりゃそうだ。
夢だと自覚している事もあって慌てる事もなく、
「では次に演奏する班、舞台に上がって下さい」
と急に真面目な態度で取り組んだので
キレていた先生もリアクションに困っていた。
演奏が終わり、全校生徒か学年全体かは分からないが
とにかくかなり大勢で整列する事になった。
そこでも「ちょ、お前押すなよ」的なノリで悪ふざけしており
メンバーも殆んど中学の頃に整列していた
あいうえお順な感じだった。
同じ班のメンバーであり、出席番号が先頭のIは
原稿用紙を持って落ち着かない様子で予行練習のようにブツブツ言う、
「入学式で新入生代表の挨拶される奴の真似」というボケをしていた。
ここで「起きて忘れない様に内容をメモっておこう」と
舞台の前で校長が締めの挨拶らしき事をしている中、
制服の袖に「中学」「体育館」「バンド演奏」「悪ふざけ」
など単語をメモっていて、書き終えたと同時くらいに
ケータイのアラーム音で目が覚めた。
【観想】
やっぱり明晰夢は楽しいです。
夢かどうか分からない時って、例え何か凄い事が出来ても
「これがもし現実だったらヤベー」と思って躊躇しますが
明晰夢は極論、人を殺そうが自由。
夢日記で気が狂うという説も、こういう思考に慣れてしまい
夢の記憶を現実まで引きずってしまいかねないから起きた噂なのかもと
以前書いた「夢日記で気が狂うのか?」の考察に加えておきます。
でも俺は今まで夢と自覚していてもそういう事はしないし
多分今後もやらないと思う。あくまで私欲を満たすだけです。
ちなみに今までも何度か夢の中で、この夢日記用に
単語をメモした事がありましたが効力が有ったのは今回が初。
完全に明晰夢と自覚している時だけらしいです。
それでも、起きた直後にちょい不安なので結局紙にメモりました。
一つ気になったのは最後のシーン。
今までの人生でも、ちょうど「そろそろ起きるな」と自覚して
それがピッタリとケータイアラームが鳴る一分前だったり
6時ちょうどだったりした事があったんだが、
人間の体内時計って思ったより正確なんだろうか?
検索で飛んできました
返信削除私も夢日記を始めようかなと思っていた矢先だったのでタイトルにそそられて拝見しましたがストーリー性があってとても面白いですww
私の夢はいつも色がなくて淡々としているのですが夢日記をやると見る夢のリアルさって上がるものなんですか?
コメントありがとうございます。
返信削除夢日記を始めて夢のリアルさが上がるのかどうか・・
正直なところ自分には分かりません。
でもいつぞやに子供の頃に見た怖い夢を紹介した事もあり
子供の頃から色もあってストーリー性もあったので
リアルさが上がる可能性はないんじゃないかと思います。
ただ、夢の内容を鮮明に覚える事は確実ですので
単純にリアルな夢を忘れているだけっていう可能性もあるので
そういう意味ではリアルな夢を見る可能性も上がるのでは?と
個人的には思いますが、あまり参考にはならないです。